少し前に自作機がまた調子悪くなったということを書きましたが、原因が判明しました。
おそらく前からの不具合原因もコレが関与していた気がします。
ただ不具合の再現性が一定ではないので非常に判り難かったです。
症状としては、
一発目の起動では問題なし。
その後しばらく(時間は毎回違う)するとフリーズやブルーバックエラーで操作不能。
再起動しようとしても起動不可。
時間を置くと起動するようになる。
といったことから熱暴走だと判断したのですが、
最近では落ちるのが早ずぎる、しかもクーラー増設で熱対策は万全のはず。これはおかしいだろ?
と思い再検証しました。
その原因は・・・
IDEケーブルの不良
ケーブルを取替えたところピタリと不具合は無くなりました。
とはいえ不良なら最初から不具合が出てくれればいいのですが、しばらくしてから再現するというのが不可解です。
この「しばらくしてから」の原因は私にはわかりませんが、こういうこともあるんですね。
問題のケーブルはこれ。
80芯ケーブルをまとめたタイプです。
ケース内の取り回しやエアフロー対策には向いているタイプです。
一般的な80芯フラットケーブルはこちら
現在PCに取り付けているものを撮影したので分りにくいですが、文字通り80本線が通っています。
ちなみに40芯フラットケーブルはこれ
ATA66規格以前のIDE接続に使われていたもので、現在でもCD-ROMの接続などはこれが使われたりします。
話は80芯ケーブルに戻りますが、80芯ケーブルのピン数は40芯ケーブルと同じく40ピンでケーブルを80芯にしたものです。
なぜかと言いますとケーブルを流れる隣同士の信号の干渉を防止するために、一本置きにグランド線を配置しているためです。
ここでふと思いました。
せっかくグランド線を挟んでいるのに
束ねてしまったら意味がないぢゃん・・・
↑グランド線の意味がまったく無いんですけど・・・
これぢゃあエラーも出るってもんだよ・・・
考えてみれば基本的なことなんですけど、当たり前のようにショップで売っててエアフロー対策や取り回しに効果的、なんて謳われているとつい忘れてしまうものですね。
ちょっと反省・・・
ということでスリムケーブルを買うときはその辺のシールド対策がしっかりしているものを選びましょう。
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