PCの反逆

先日HTMLファイルを作成していたときに、この奇妙な事件は起きた。
　
前回保存したファイルを開こうとしたところ、「アクセスできません」とのメッセージ。
なっ…！　おいおい、ファイルが壊れたのか？
そういえば、起動のときにブルーバックのメッセージが出ていたようだが、「よくあること」で流してしまった。現に今動いてるし。ソレが原因か？
とりあえずドライブの検査をかけるために再起動。
チェックが始まりしばらくすると、どうやら止まったままの様子。
　
ディスクが逝ったか…
　
だがこのドライブはRAID1構成だったため解除し、個別に再スキャン。
どちらも同じところで止まっている様子。もしかしたらもう少し放置すれば動いているのが確認できるかもしれないが、とりあえず停止させる。
　
この段階で2台同じ状態であるということもあり、HDDの故障ではなさそうだと判断し、再接続し起動させる。
問題なく起動した。しかし相変わらずファイルが開けない。もう少し調べてみると、このドライブに保存してあったその他のファイルも開けなくなっている。

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まさか、ウイルスか！
　
リアルタイムで検索しているとはいえ、念のためにウイルス、スパイウェアをチェックする。
が、未検出。
　
ということはアクセス制限？
　
いや、本来は真っ先に疑うべきだが、普段は　Administrator　権限でログインしているし、また変更した覚えも無い。まさかとは思うが。
　
Safeモードで起動し、Administratorでログインする。
やはりファイルにアクセスできない。
ファイルのプロパティからセキュリティを見てみると…
　
・・・！
なんでアクセス権限がないんだ！？
俺は　あどみにすとれえたあ　だぞ！！
　
？？？
なぜこんなことになったのか、まったく見当が付かない。
とにかく、この状態を何とかしなければ！
　
じゃあ誰がアクセスできるのかと見てみると…
　
アクセスできるのがＳＹＳＴＥＭのみだと！？
マシンの分際で上等こいてくれるじゃないか！
すかさずアクセス権限を書き換える。
当然「フルアクセス」できるようにだ。
ファイル単位なんてまどろっこしい。
ドライブ単位で権限を取得する。
　
かくしてＰＣ反逆の野望は打ち砕かれ、元の素直なＰＣに戻ったのであった。
　
原因が何であったのかは特定できていない。
私自身初めての経験であった。
　
昔、マシン語※1　のプログラム集※２　の記述に、
「マシン語とは『魔神語』とも言われ・・・」というジョークが載っていたことを、ふと思い出した。
こういうことを経験すると　魔神　（「マシン」を変換したらこうなった…　-_-;　）　マシンに自我やナニかが憑いたりとかある種のロマン（？）を感じてしまう。
　
これを読んだ方で、原因及び適切な対処法の判る方がいたらアドバイスをいただきたい。
　
※１　懐かしい響きだ
※２　昔ソフトは印刷物でプログラムリストとして提供され自分で入力して実行させていた事実を再確認