時間ができたら修理しようと思っていたMSXturboR FS-A1GTのFDD。
この機種のFDDは駆動ベルトで動かすタイプ。
年月が過ぎるとゴムのベルトが経年劣化で伸びきってしまい、故障の原因となるらしい。
そして私の 魔神 マシンも例外なく不調となってしまった。
修理のため、だいぶ前にFDDベルトを入手しておいたのだが紛失してしまい、新たに購入するかと思っていたところ、運良く発見!
早速交換することに。
しかしなぜ私のマシンはこんなにキタナイのだ!?
どうも汚れではなくヤケのようだがそんなに外に放置していた記憶はないのだが・・・?
まあともかく修理開始。
修理の方法は「MSXマガジン永久保存版3」が参考になる。
MSX MAGAZINE永久保存版3 大型本 – 2005/4/28
一応整備記録として簡単に書いておくことにする。
まず底面のネジを全部外す。
すると上面のカバーを外すことができる。
カバーはツメで外れにくい箇所もあるのでマイナスドライバー等で押したりしながら外す。
インジケーター等の配線があるので注意。
FDDのケーブルを抜いて、固定しているフレームを4隅のネジを抜いて外す。
裏返してネジを4本外す。
すると目的のベルトが見える。
交換には回転検出用の基盤(白い被さっている部分)をネジを抜いて外す。
交換前のベルトのこのダメッぷりを見よ。
弛みきっておりますな。
左が使用前 右が10数年使用後
ちなみにキーボードの下はこんな感じ。
これがturboRの中枢 R800。
交換も無事に終わり、せっかく開けたのだから掃除をしてカバー類を元に戻す。
これでMSXはあと10年戦える!
交換用のベルトはメーカーに問い合わせれば200円~800円程度で入手できるらしい。
私の場合はネットオークションで入手したが、こっちの方が早いかもしれない。
今回の15年後の記事はこちら
「FDD復活」して懐かしいアクセス音が聞けたでしょうね。
GTですかあ。中古になってからでさえ高かったよねー。
トラックバックありがとうです。あまりに長らく同じ写真と記事を表に出しているので、そろそろ隅の方に移動させようかと考えていましたが、せっかくですのでこのままにして置きます。ベルト比較写真がいいですね。
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