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ファースト・コンタクト データレコーダー編

部屋の片づけをしていたら、データレコーダーの取扱説明書が出てきた。
 
HX-C800

 
当時80年代中ごろにMSXを購入してしばらく、説明書に載っていたBASICプログラムを打ち込んだで実行させてみたりした。
しかし私は記憶装置を持っていなかった。
記憶装置といっても、当時はCD-ROMもHDDも、そしてFDDも無い時代。
じゃあ何があったかというとデータレコーダー。
カセットテープにデータを記録する装置だ。
FAX送信時の「ピー・ガー…」のような音を記録する。
 
データレコーダーが欲しい!
 
親に頼み込んで(当時私は小学生)、買ってもらう。
使ってみた感想は スバラシイ だった。
これで何時間もかけて打ち込んだデータを泣く泣く消すことも無くなった。





 
■使用メディア
 
さて、データレコーダーはカセットテープを使うわけだが、パソコンデータ用のカセットテープは意外と高価だった。
記録時間は5分から15分程度。
だったら普通の音楽用テープのほうがたくさん記録できるし値段も安かった。しかも5パックとかでお得に買えるし。
というわけでもっぱら音楽用テープを愛用していた。
現在では記録メディアには○○GBと記憶容量で書かれているが、カセットテープには「○○バイト」とかじゃ無くて「○○分」と時間で表記されていたあたりがとてもアナログな感じ。
しかも、物によっては「パソコン・カラオケ用」とか書かれて販売されていた(x_x)
 
■データ読み込み
 
遅い!
とにかく遅かった。
32KB程度のデータを読むのに10分前後かかっていただろうか。
印象に残っているのは「レリクス」のテープ版だ。
ラストボスの直前でデータロード開始、10分近くかかって読み込み終了すると同時に、ボスの前に落ちていく。何がなんだかわからないうちにゲームオーバー…。
え?また最初から!?
やってられるか! といった感じだった。
後に読み込み速度を2倍にしたAIWAの「DR-2」が発売される。
友人が買ったのだが、これもまた感動モノだった。
私も後に後継機「DR-20」を購入することになる。
 
■ファイル管理
 
たくさんカセットが溜まって整理していなかったり、私のように46分の音楽用テープに記録していると、どこに何のデータが入っているか判らなくなる。いちいちデータを読み込んでファイルを確認するのだが、非常に面倒。しかし慣れて来ると「ピーガー」の音のリズムで何のデータだか大体判るようになってくる。早送り再生しながら当たりをつけて探すということをよくやった記憶がある。
 
■データコピー
 
使っているうちにデータが増えるとバックアップを取りたくなる。
そんな時のバックアップ方法であるが、なんと!ダブルデッキラジカセでダビングしたものが読めてしまうのであった!
ま、当然繰り返すとエラーの出る確率が多くなるのだが、当時子供の私は友人同士でテープ版ゲームを貸し借りしラジカセでコ…(以下自粛)
 
tapegame

 
MSXからMSX2に買い替え、FDDを使うようになっても、しばらくはデータレコーダーを手放せなかった。
テープのデータをFDDにバックアップしようと試みたこともあったが、データが大きいと、データレコーダーとFDDの使用メモリアドレスか何かの関係で不可能だった。
 
実家の押入れには今もたくさんのテープデータが、おそらくこれから先も”CLOAD”されることなく眠っている。
 
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